そんなに嫌なら逃げてもいい。

適応障害で復帰訓練中の文系SE女子のブログです。

【適応障害で復帰】次のフェーズに突入するために…*復帰して10ヶ月経ちました。

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転んでもタダでは起きないポガティブガール

こんにちは。marina*(@NMarina422)です。 

これまでのあらすじ

2019年10月ごろに適応障害を発症し、3ヶ月間の休職。

そして、2020年1月中旬からは「出社訓練」の名目で会社に復帰しました。

適応障害と診断→休職への経緯はこちら▼

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▼3ヶ月の休職→復帰訓練への経緯はこちら▼

www.marina422.com

また、3月にはnoteにて「適応障害とわたし@2020〜」のタイトルで日記を毎日更新するようになりました。

日記の内容は、私生活でのささいな出来事や、会社と上司の愚痴、うまく言葉で表せないような感情や心境などを思いつくまま気の向くまま赤裸々に書いています。

▼ご興味のある方はこちらからどうぞ▼

note.com

 適応障害になって約1年になりました。

 会社に復帰して10ヶ月が経過し、同時に適応障害になって約1年が経ちました。

復帰を決断した当初は、とにかく不安と緊張と焦りでいっぱいいっぱいの状態でした。

とにかく働かないと。

お金を稼がないと。

会社を辞めるためにスキルを磨かないと。

この3つが頭の中を常に駆けめぐっていました。

おかげで会社に復帰してからも抑うつ状態に悩まされ、会社の最寄駅も通勤電車も怖くなってしまい、時にはパニック発作を起こしたこともありました。

ですが、幸か不幸かコロナウイルスの大流行により、4月から完全テレワークでの業務になったのが功を奏したのか、少しずつ通勤電車への不安や恐怖が薄れていき、今では事前に安定剤を飲まなくても電車に乗って会社に行けるようになりました。

そして、2020年9月の心療内科への通院日に、思いきって主治医の先生に「わたしの適応障害は良くなっていますか?」と質問したところ、先生いわく「だいぶ顔色も体調も良くなっている」との回答をいただけました。

たくさん飲んでいた薬の量も少しずつ減っていき、薬を飲まなくても自分のやりたいことや好きなことに意欲をもって取り組めるようになりました。

 

・・・と。前置きが長くなりましたが、今回も例のごとく近況報告です。

どうか最後まで読んでいただけると嬉しいです^^

▼前回の記事はこちらから▼
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ステップアップ1.ケアストレスカウンセラー研修を修了!

2020年7月25日にケアストレスカウンセラーの認定試験に合格した2ヶ月後。

カウンセリングスキルを高めるための実習研修を受講しました。

▼認定試験の合格体験記はこちら▼

www.marina422.com

 研修にかかる日数は4日間。

最初の週末(土曜日と日曜日)2日間は基礎研修と題して、下記の内容を学びます。

  • 日常会話とカウンセリングの違い
  • カウンセリングとは何か?
  • 基本的応答技法の実践
  • 傾聴の基礎実習

2週間後の週末2日間では、ひたすらカウンセリングのロールプレイを重ねます。

そして、4日目の午後は研修で学んだことの総復習として、講師の方々と研修メンバー全員の前でカウンセリングのパフォーマンスチェックとレビューを実施します。

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全4日間の研修を無事に修了すると修了証を授与されます。

〜研修を終えての感想〜

研修に参加して最初の数時間は、ぶっちゃけ自身のカウンセリングスキルが高められればそれでいいと思っていました。

ところが、実習を通してカウンセラー役やクライエント役、そしてオブザーバー(観察者)などの立場になって研修メンバーの話を聴いたり、あるいは聴いてもらっていくうちに、ふと「あ、自分は『そのままのわたし』でここにいていいんだ」という安心感が生まれました。

自分をよく見せようとしなくていい。

メンバーは自分の気持ちに関心を寄せてくれる。

どんなにささいなことでも共感し理解しようとしてくれる。

研修の時間が進むにつれて研修メンバーへの信頼感が高まっていき、気がつくと家族にも見せたことのない笑顔や涙を流したり、今まで抑え込んでいた気持ちを思いっきりぶちまけている自分がいました。

それでもメンバーは、温かい言葉や表情ですべて受け止めてくれました。

同時に、研修メンバーにも自分から積極的に話しかけていき、趣味の話をしながら楽しい時間を過ごすことができました。

 〜オンライン・カウンセリング、始めます〜

そもそもケアストレスカウンセラーの研修に臨んだのは、適応障害うつ病などのメンタル疾患に悩まされている方々の心のサポートがしたかったから。

うつ病が「心の病」や「心の風邪」、「心のガン」と称されるようになり、少しずつうつ病への関心や理解が高まってきました。

一方で、うつ病=脳の病気と正しく理解している人は少ないのが現状です。

「ぜったい治るから大丈夫!」

「そんなマイナスに考えたらダメだよ!」

「もう少しだけ頑張ってみようよ!」

これらはすべて、うつ病を含むメンタル疾患への正しい病識をもっていない人が言いがちな言葉です。

ハッキリ言います。これらの言葉、ぜんぶ禁句です。絶対に使ってはいけません。

※ちなみに適応障害うつ病で休職していたわたしに、母は毎日のように「大丈夫だよ!」とか「泣くな!」とか「なんでマイナスに考えるの?」と声をかけまくってました。完全にアウトです。

 ですが、残念ながらメンタル疾患に悩まされている人の家族や友人、そして会社の上司の方々の多くは、先に述べたように正しい病識だけでなく、メンタル疾患に悩まされている人への正しい接し方を知らない人がほとんどです。

そんな周囲の人々の言葉で自分のことを追い詰めてしまう人を少しでも減らしたい。

同時に、日々の暮らしの中で溜まったストレスと向き合える人々を増やしたい。

そこで、取得したケアストレスカウンセラーのスキルを活かして、zoomでのオンライン・カウンセリングを始めることにしました。

まだカウンセリング用の問合せ窓口や事務的な準備があるため、諸々の準備が整い次第あらためて受付開始のアナウンスをブログにUPいたします。

カウンセリングにご興味のある方々、もうしばらくお待ちくださいませ!

ステップアップ2.アロマテラピー検定の勉強を始めた 

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11月1日の試験に向けて毎日勉強中!

アストレスカウンセラーの基礎研修を終えた9月7日から、アロマテラピー検定の勉強を始めました。

きっかけは、ケアストレスカウンセラーの研修中にアシスタントさんや研修メンバーとアロマの話で盛り上がったこと。

好きな香りやおすすめの楽しみ方を話しているうちに、ふとアロマテラピーもケアストレスの仕事に取り入れてられるのでは?と思いました。

オンライン・カウンセリングもしつつ、目的にあわせたアロマテラピーの実践方法を教えたりアドバイスする。

現在は、アロマテラピー検定1級の合格を目指して毎日勉強しています。

そして、合格後には上位資格であるアロマテラピー・アドバイザーとアロマテラピー・インストラクターを取得し、こちらもオンラインでのコンサルやサロンの実施に活かしたいと思います。

いずれにしても、まずは1級に合格しないと前に進めないので、1発合格を目指して頑張ります!

ステップアップ3.憧れだったダイビングを始めた

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プール実習での写真。

9月の下旬に、幼い頃からの夢だったスキューバダイビングを始めました。

小学生のころはスイミングスクールに通っていたのですが、中学受験をきっかけにやめてしまいました。

中学生になってからは学校にプール自体がなかったことと、吹奏楽部の練習で忙しいこともあって、大好きだった水泳から距離をとるようになっていきました。

でも、適応障害で休職していた時期に『人生でやりたいことリスト100』を作った時に、スキューバダイビングで海の中を楽しく泳ぎたい!という思いが湧いてきました。

わたしという人間の人生は1度きり。いつどこで何が原因で死んでしまうか誰も分からない。

そう思った時には、すでにダイビングスクールの説明会の予約をしていました。

インストラクターの方いわく、80代の方もバリバリ海で泳いでいるそうです笑

ダイビングは歳を重ねても長く続けられる唯一のスポーツ。

思いきって始めてみたら予想以上に楽しくて、むしろ「どうして早く始めなかったんだろう!?」と思いました。

まだまだ器材の扱いや泳ぎ方は未熟ですが、仲間のダイバー達と楽しみながらダイビングのスキルを高めていきたいと思います^^

さいごに

 適応障害と診断されてから約1年。本当にいろんなことがありました。

抑うつの症状が良くなりかけたころに、突然「今すぐこの世から消えてしまいたい」と希死念慮に襲われて真夜中にODしたこともありました。

家族や上司の前で笑えなくなり、周囲の人を信じられなくなったこともありました。

それでも、今こうしてブログやnoteで記事を書いたり、土曜日の夜にYouTubeでラジオの生放送をしていられるのは、間違いなく適応障害うつ病を経験した過去の自分があるからだと思います。

もし去年の10月15日、泣きながらでも自分の意思で心療内科にSOSを求めに向かっていなかったら、今のわたしは絶対にここにいないと思います。

それどころか、このブログも存在しなかったでしょう。

 

適応障害になった自分も、わたしの人生を形づくる大切なピースのひとつです。

そんな自分をやさしく抱きしめて、どんなささいな気持ちや感情でも耳を傾けながら、これからの人生をともに歩んでいきたいと思います。

 

それでは、また!

 

▼noteでの日記はこちらからどうぞ▼

note.com