【適応障害で復帰】次のフェーズに突入するために…*復帰して10ヶ月経ちました。
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
これまでのあらすじ
2019年10月ごろに適応障害を発症し、3ヶ月間の休職。
そして、2020年1月中旬からは「出社訓練」の名目で会社に復帰しました。
▼適応障害と診断→休職への経緯はこちら▼
▼3ヶ月の休職→復帰訓練への経緯はこちら▼
また、3月にはnoteにて「適応障害とわたし@2020〜」のタイトルで日記を毎日更新するようになりました。
日記の内容は、私生活でのささいな出来事や、会社と上司の愚痴、うまく言葉で表せないような感情や心境などを思いつくまま気の向くまま赤裸々に書いています。
▼ご興味のある方はこちらからどうぞ▼
適応障害になって約1年になりました。
会社に復帰して10ヶ月が経過し、同時に適応障害になって約1年が経ちました。
復帰を決断した当初は、とにかく不安と緊張と焦りでいっぱいいっぱいの状態でした。
とにかく働かないと。
お金を稼がないと。
会社を辞めるためにスキルを磨かないと。
この3つが頭の中を常に駆けめぐっていました。
おかげで会社に復帰してからも抑うつ状態に悩まされ、会社の最寄駅も通勤電車も怖くなってしまい、時にはパニック発作を起こしたこともありました。
ですが、幸か不幸かコロナウイルスの大流行により、4月から完全テレワークでの業務になったのが功を奏したのか、少しずつ通勤電車への不安や恐怖が薄れていき、今では事前に安定剤を飲まなくても電車に乗って会社に行けるようになりました。
そして、2020年9月の心療内科への通院日に、思いきって主治医の先生に「わたしの適応障害は良くなっていますか?」と質問したところ、先生いわく「だいぶ顔色も体調も良くなっている」との回答をいただけました。
たくさん飲んでいた薬の量も少しずつ減っていき、薬を飲まなくても自分のやりたいことや好きなことに意欲をもって取り組めるようになりました。
・・・と。前置きが長くなりましたが、今回も例のごとく近況報告です。
どうか最後まで読んでいただけると嬉しいです^^
▼前回の記事はこちらから▼
www.marina422.com
- これまでのあらすじ
- 適応障害になって約1年になりました。
- ステップアップ1.ケアストレスカウンセラー研修を修了!
- ステップアップ2.アロマテラピー検定の勉強を始めた
- ステップアップ3.憧れだったダイビングを始めた
- さいごに
ステップアップ1.ケアストレスカウンセラー研修を修了!
2020年7月25日にケアストレスカウンセラーの認定試験に合格した2ヶ月後。
カウンセリングスキルを高めるための実習研修を受講しました。
▼認定試験の合格体験記はこちら▼
研修にかかる日数は4日間。
最初の週末(土曜日と日曜日)2日間は基礎研修と題して、下記の内容を学びます。
- 日常会話とカウンセリングの違い
- カウンセリングとは何か?
- 基本的応答技法の実践
- 傾聴の基礎実習
2週間後の週末2日間では、ひたすらカウンセリングのロールプレイを重ねます。
そして、4日目の午後は研修で学んだことの総復習として、講師の方々と研修メンバー全員の前でカウンセリングのパフォーマンスチェックとレビューを実施します。
〜研修を終えての感想〜
研修に参加して最初の数時間は、ぶっちゃけ自身のカウンセリングスキルが高められればそれでいいと思っていました。
ところが、実習を通してカウンセラー役やクライエント役、そしてオブザーバー(観察者)などの立場になって研修メンバーの話を聴いたり、あるいは聴いてもらっていくうちに、ふと「あ、自分は『そのままのわたし』でここにいていいんだ」という安心感が生まれました。
自分をよく見せようとしなくていい。
メンバーは自分の気持ちに関心を寄せてくれる。
どんなにささいなことでも共感し理解しようとしてくれる。
研修の時間が進むにつれて研修メンバーへの信頼感が高まっていき、気がつくと家族にも見せたことのない笑顔や涙を流したり、今まで抑え込んでいた気持ちを思いっきりぶちまけている自分がいました。
それでもメンバーは、温かい言葉や表情ですべて受け止めてくれました。
同時に、研修メンバーにも自分から積極的に話しかけていき、趣味の話をしながら楽しい時間を過ごすことができました。
〜オンライン・カウンセリング、始めます〜
そもそもケアストレスカウンセラーの研修に臨んだのは、適応障害やうつ病などのメンタル疾患に悩まされている方々の心のサポートがしたかったから。
うつ病が「心の病」や「心の風邪」、「心のガン」と称されるようになり、少しずつうつ病への関心や理解が高まってきました。
一方で、うつ病=脳の病気と正しく理解している人は少ないのが現状です。
「ぜったい治るから大丈夫!」
「そんなマイナスに考えたらダメだよ!」
「もう少しだけ頑張ってみようよ!」
これらはすべて、うつ病を含むメンタル疾患への正しい病識をもっていない人が言いがちな言葉です。
ハッキリ言います。これらの言葉、ぜんぶ禁句です。絶対に使ってはいけません。
※ちなみに適応障害&うつ病で休職していたわたしに、母は毎日のように「大丈夫だよ!」とか「泣くな!」とか「なんでマイナスに考えるの?」と声をかけまくってました。完全にアウトです。
ですが、残念ながらメンタル疾患に悩まされている人の家族や友人、そして会社の上司の方々の多くは、先に述べたように正しい病識だけでなく、メンタル疾患に悩まされている人への正しい接し方を知らない人がほとんどです。
そんな周囲の人々の言葉で自分のことを追い詰めてしまう人を少しでも減らしたい。
同時に、日々の暮らしの中で溜まったストレスと向き合える人々を増やしたい。
そこで、取得したケアストレスカウンセラーのスキルを活かして、zoomでのオンライン・カウンセリングを始めることにしました。
まだカウンセリング用の問合せ窓口や事務的な準備があるため、諸々の準備が整い次第あらためて受付開始のアナウンスをブログにUPいたします。
カウンセリングにご興味のある方々、もうしばらくお待ちくださいませ!
ステップアップ2.アロマテラピー検定の勉強を始めた
ケアストレスカウンセラーの基礎研修を終えた9月7日から、アロマテラピー検定の勉強を始めました。
きっかけは、ケアストレスカウンセラーの研修中にアシスタントさんや研修メンバーとアロマの話で盛り上がったこと。
好きな香りやおすすめの楽しみ方を話しているうちに、ふとアロマテラピーもケアストレスの仕事に取り入れてられるのでは?と思いました。
オンライン・カウンセリングもしつつ、目的にあわせたアロマテラピーの実践方法を教えたりアドバイスする。
現在は、アロマテラピー検定1級の合格を目指して毎日勉強しています。
そして、合格後には上位資格であるアロマテラピー・アドバイザーとアロマテラピー・インストラクターを取得し、こちらもオンラインでのコンサルやサロンの実施に活かしたいと思います。
いずれにしても、まずは1級に合格しないと前に進めないので、1発合格を目指して頑張ります!
ステップアップ3.憧れだったダイビングを始めた
9月の下旬に、幼い頃からの夢だったスキューバダイビングを始めました。
小学生のころはスイミングスクールに通っていたのですが、中学受験をきっかけにやめてしまいました。
中学生になってからは学校にプール自体がなかったことと、吹奏楽部の練習で忙しいこともあって、大好きだった水泳から距離をとるようになっていきました。
でも、適応障害で休職していた時期に『人生でやりたいことリスト100』を作った時に、スキューバダイビングで海の中を楽しく泳ぎたい!という思いが湧いてきました。
わたしという人間の人生は1度きり。いつどこで何が原因で死んでしまうか誰も分からない。
そう思った時には、すでにダイビングスクールの説明会の予約をしていました。
インストラクターの方いわく、80代の方もバリバリ海で泳いでいるそうです笑
ダイビングは歳を重ねても長く続けられる唯一のスポーツ。
思いきって始めてみたら予想以上に楽しくて、むしろ「どうして早く始めなかったんだろう!?」と思いました。
まだまだ器材の扱いや泳ぎ方は未熟ですが、仲間のダイバー達と楽しみながらダイビングのスキルを高めていきたいと思います^^
さいごに
適応障害と診断されてから約1年。本当にいろんなことがありました。
抑うつの症状が良くなりかけたころに、突然「今すぐこの世から消えてしまいたい」と希死念慮に襲われて真夜中にODしたこともありました。
家族や上司の前で笑えなくなり、周囲の人を信じられなくなったこともありました。
それでも、今こうしてブログやnoteで記事を書いたり、土曜日の夜にYouTubeでラジオの生放送をしていられるのは、間違いなく適応障害とうつ病を経験した過去の自分があるからだと思います。
もし去年の10月15日、泣きながらでも自分の意思で心療内科にSOSを求めに向かっていなかったら、今のわたしは絶対にここにいないと思います。
それどころか、このブログも存在しなかったでしょう。
適応障害になった自分も、わたしの人生を形づくる大切なピースのひとつです。
そんな自分をやさしく抱きしめて、どんなささいな気持ちや感情でも耳を傾けながら、これからの人生をともに歩んでいきたいと思います。
それでは、また!
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自己肯定感は高めなくていい。*大切なのは「自己受容」と「自己許容感」の2つ。
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
突然ですが、みなさんに質問です。
あなたは自分のことが大好きですか?
わたしは自分のこと、けっこう好きです^^
好きなことに寝食を忘れて熱中している自分…
会社の人の視線など気にせず、定時になったら即帰る自分…
「これ!」と決めたら意地でも譲らない自分…
そんな自分が大好きです。
こう言うと「あ〜自己肯定感が高い人なんだな〜」と思われた方も多いのではないでしょうか?
…でも、自己肯定感が高ければ、自分のことを好きになれるのでしょうか?
- 嫌なことや悲しいことがあってもポジティブに考える。
- 「わたしなら大丈夫。絶対にできる!」と自分に言い聞かせる。
- 先の見えない未来に「まあ、なんとかなるだろう」と前向きに考える。
(独断と偏見で)自己肯定感が高い人の特徴を挙げてみました。
どうでしょうか?
上記がすべてできるようになったら、あなたは自分のことを好きになれそうですか?
今回は、いまの自分が嫌いだったり、許せないと感じている人向けのメッセージです。
そもそも「自己肯定感」とは?
ここで、自己肯定感の意味をふりかえってみましょう。
試しにネットの辞書で調べてみました。
自己肯定
読み方:じここうてい
自らの存在意義や価値などに関する積極的な評価、自己評価することなどを指す表現。「自己否定」に対する語として用いられる場合を除けば、もっぱら「自己肯定感」の語として用いられる。自己肯定感は円滑なコミュニケーションや人間関係の構築などに大きな影響があるとされる。
読んで字のごとくですね。
一言でまとめるなら「自分の存在をポジティブに評価できること」ですね。
…ところが。
この「自己肯定」という言葉。
一見すると前向きでポジティブに聞こえますが、『嫌われる勇気』で有名となったアドラー心理学では、以下のように要約されています。
自己肯定とは、できもしないのに「わたしはできる」「わたしは強い」と、自らに暗示をかけることです。これは優越コンプレックスにも結びつく発想であり、自らに嘘をつく生き方であるともいえます。
〜中略〜
もっと分かりやすくいえば、60点の自分に「今回はたまたま運が悪かっただけで、ほんとうの自分は100点なんだ」と言い聞かせるのが自己肯定です。
引用:岸見一郎 古賀史健『嫌われる勇気』
そして、アドラーは「自己肯定」に対して、自身の著書で以下のようにも述べています。
どんなことでも成し遂げることができると感じる、という優越感を持つ人がいます。そのような人は、何でも知っており、何も学びたくない、と思っています。このような考えがどんな結果をもたらすかは明らかです。
このように感じる子どもは、大抵学校では成績が悪いのです。また、いつも非常に危険なことをしたい、と思っている人もいます。自分には何も起こらない、失敗するはずがない、と考えています。〔しかし〕ほとんどの場合、悪い結果となります。
引用:A・アドラー著『個人心理学講義 生きることの科学』
どうでしょうか?
自己肯定感、もとい自己肯定の意味が大きく覆されたのではないでしょうか?
なかには「自分にはできる!と思って挑戦したことが成功すれば、逆に自分を好きになるきっかけになるじゃないか!」と反論したくなる方もいらっしゃることでしょう。
ですが、それは大きな間違いです。
例えば、あなたが車で高速道路を走っている途中、突然うしろの車が激突してきました。
あなたの車は横転し、そのまま路側帯へと投げ出されます。
しかし、幸いにも大きなケガを負ったり命に別状はなく、助かることができました。
その結果、あなたは「わたしは運命か何かに守られていたんだ!」と感じられ、この経験をきっかけに何事もポジティブに考えられるようになりました。
そんな高速道路での事故から数か月後のこと。
あなたは仕事で大きなプロジェクトのリーダーを任されました。
その時、あなたは自信満々に思います。
「わたしなら大丈夫!絶対に成功させられる!」
そう思いながら、プロジェクトを着々と進めていきます。
ところが、プロジェクトは期待とは違ってさんざんな結果に。
上司や部下からは「気にすることはない」と励まされたものの、あなたはその経験から勇気と自信を無くしてしまい、うつ状態に追い込まれてしまいました。
毎日あなたは涙を流しながら思います。
「わたしには生きている価値などない」
「もう以前のような自分には二度と戻れない」
果たして、この状態で自己肯定感を高めて、あなたは自分を好きになれますか?
さすがに無理ですよね^^;
だって、自分には価値がないと思っている時点で、完全に自己肯定ではなく自己否定に陥ってしまっているんですから。
自己受容と自己許容感で、ありのままを受け入れる
では、自分を好きになるには、一体どうすればいいのでしょうか?
大事なことは2つ。
ひとつ目は、自己受容ができること。
ふたつ目は、自己許容感を高めること。
この2つができるようになると、あなたは自分に対する見方が変わります。
そして、少しずつ「わたし、意外と自分のこと好きかも?」と思える瞬間がやってきます^^*
自己受容とは?
ひと言でまとめると、「できない自分」をありのままに受け入れて、できないことに向かって前に進んでいくこと。
これが自己受容です。
60点の自分をそのまま60点として受け入れた上で、「100点に近づくにはどうしたらいいか」を考えるのが自己受容になります。
欠点のない人などいません。人は誰しも「向上したいと思う状況」にいる。逆にいうとこれは、100点満点の人間などひとりもいない、ということです。
〜中略〜
「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めるのです。 われわれは「なにが与えられているか」について、変えることはできません。しかし、「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことができます。だったら、「変えられないもの」に注目するのではなく、「変えられるもの」に注目するしかないでしょう。
引用:岸見一郎 古賀史健『嫌われる勇気』
わたしたちは「わたし」という体、つまり容器を捨てることもできなければ、誰かと交換することもできません。
もし、あなたの右腕が生まれつき欠損していたとしましょう。
当然ながら「右腕がある体だったら、どんなに幸せだっただろうか」と悲観する出来事に直面することでしょう。
ですが、悲観したところで右腕のない体を交換することはできません。
それなら、右腕がない自分を受け入れて「この体を活かして何かできることはないだろうか?」と考える方が、自分を好きになれるきっかけになると思いませんか?
右腕がないことを活かして、 パラリンピックに参加するのもありです。
カウンセラーになって、自分と同じく体の一部を失った人の心のケアをするのも、大きな手段のひとつです。
大事なことは、「できない(できなかった)自分」を全力で受け入れてあげること。
できないことに対して「わたしはできる!」と、無理して勇気づける必要なんてないんです。
自己受容の前に、自己許容感を高めることが大切
そうは言っても、ありのままの自分を受け入れるには大きな勇気が伴います。
- 仕事でミスをして悲しんでいる自分
- 家族との関係がうまくいかなくて悩んでいる自分
- うつや適応障害になって働けないことを憎んでいる自分
- やりたいことがあっても言い訳して逃げてしまう自分
これらの自分に対して突然「はい!今から全力で受け入れてあげましょう!」なんて言われても、そう簡単にできる人はいません。
そこで重要になるのが「自己許容感」を高めることです。
「自己許容感」とは、わたしが勝手に作った用語です^^
簡単にまとめると、いま自分が抱いている感情や思いを認めて、「まぁ、こんなこともあるよね」と許してあげることです。
例えば、月曜日から仕事をがんばらなきゃいけないけれど、朝から体が重くて憂うつに感じている時。
まずは「あ〜…今わたしはしんどいんだな〜」と、憂うつな気分を認めてあげる。
その上で「まぁ月曜日のわたしって大体こんな感じだし、50%くらいの気持ちで乗り切れればいっか〜」と、許してあげる。
これが自己許容感です。
大切なのは、絶対に感じたことや思ったことを悲観したり責めたりしないこと。
「月曜日から気が緩んでちゃダメ!」とか「目の前のことから逃げてたら成長できない!」とか、自分の感情を抑圧したり律したりする必要はありません。
今この瞬間を生きている自分を好きになる
わたしも長い間、自分のことが好きになれなくて悩み続けていました。
「どうして他の人と違ってうまくできないんだろう?」
「なぜ自分には他の人より得意なことがないんだろう?」
「どうせ誰かの役に立てる力なんて自分にはないに決まってる」
学生時代から社会人になるまで、ずっとそう思いながら生きてきました。
でも、どうしたって「わたし」の代わりに生きてくれる人なんて世界中どこを探したっていないんです。
だったら、今この瞬間を生きている自分を好きになって、やりたいことに夢中になっている方が、よっぽど幸せで充実した人生になるんじゃないかな?と思います。
今すぐ自分のことが好きになれなくたっていいんです。
まずは、自分を好きになれない自分を許してあげること。
そこからスタートしたって、全然いいんです。
もし、この記事を読んで自分のことが好きになれなくて悩んでいる方、気軽にTwitterのDMやブログの方にメッセージを送ってください。
あなたが抱えている悩みや不安、わたしがすべて受け止めます。
▼今回の記事で登場した本はこちら▼
適応障害とうつ病で悩む人に寄り添う*独学で!ケアストレスカウンセラー認定試験に合格しました。
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
2020年7月25日にケアストレスカウンセラー認定試験を受験し、見事1発で合格することができました。
ケアストレスカウンセラー試験、
— marina*(まりな)@適応障害で復帰訓練中 (@NMarina422) 2020年7月25日
ただ今終わりました〜!
結果は、、、、、
見事合格しました!
やったー!!!😂🌈 pic.twitter.com/Z3YM8E9uRU
ちなみにスクールや通信講座などには受講せず、完全なる独学で勉強しました。
今回は、「そもそもケアストレスカウンセラーって何?」という点と、わたしが実際におこなった試験対策についてまとめたいと思います。
受験のきっかけ
2019年の10月下旬。
わたしは心療内科で適応障害(重度の抑うつ状態を含む)と診断されました。
上司のパワハラと納期のプレッシャー、残業ばかりの日々、そして持病の側弯症によるストレスが原因でした。
▼当時の心境についてはこちら▼
www.marina422.com現在(2020年7月29日時点)は休職期間から脱し、週4ペースのフレックス制で会社に復帰訓練中です。
・・・ところが。
会社に復帰したのはいいものの、社長や上司を含め、他の社員から適応障害や抑うつ状態への正しい病識や理解を示してもらえることはできませんでした。
もちろん、休職する直前に心療内科から適応障害と書かれた診断書も提出しました。
なので、社長や部課長レベルの社員には、わたしが適応障害であることを周知されていました。
ですが、復帰して約3ヶ月が経過したころ。部長から「上半期が終わるまでにどうにかして病気を治して通常勤務できるようになってほしい」と言われました。
通常、適応障害はストレス因子(環境や出来事、人などが原因で引き起こされる大きな葛藤や不安、緊張感など)がなくなれば6ヶ月以内に治癒するメンタル疾患です。
治療には、適応障害の誘因(病気になったきっかけ)となったストレスへの対処や職場の環境調整と周囲の病気への理解、および精神療法と抗うつ薬を使用した薬物療法が用いられます。
しかし、これらの治療が適切に受けられていなければ病気も重くなります。
また、適応障害やうつ病、統合失調症などのメンタル疾患は「治癒」ではなく「寛解(かんかい)」という言葉が用いられます。
これはガンと同様に、いったん症状が改善しても病気の悪化や再発の可能性が残されているからです。
※ちなみに、重度のうつ病を患っている場合、いったん抑うつ症状がよくなりかけた時に自殺企図(リストカットや首吊り、薬物の大量摂取(OD)などで実際に自殺を企てようとすること)が現れることが多いといわれています。
話をもとに戻します。
さて、部長は上記を理解したうえで「病気を治してほしい」と口にしたのでしょうか?
わたしの部長だけではありません。
世の中には、適応障害やうつ病などのメンタル疾患に対して、どれだけの人が正しい病識と治療方法、患者への対応を理解しているのでしょうか?
それらの疑問を抱くとともに、次第に「わたしと同じ境遇で苦しんでいる人々に寄り添ってサポートする活動がしたい」と思うようになりました。
Q.ケアストレスカウンセラーとは?
A.メンタル疾患をもった人への対応×メンタル疾患予防の啓発=こころのケアができる人のこと!
近年、こころの病と言われるメンタル疾患にかかる人が急増しております。その数は21世紀を迎え急速に膨れ上がり、平成23年には300万人を超え、現代人特有の病とまで言われています。しかし、メンタル疾患という言葉は浸透しても、メンタル疾患に対する理解が乏しいのが現状です。
こころとは何か? こころが病むとどうなるのか?
本資格は、基礎的なこころの部分を学習する「ケアストレスカウンセラー」から、その対象ごとに専門性を追求した「青少年ケアストレスカウンセラー」「高齢者ケアストレスカウンセラー」「企業中間管理職ケアストレスカウンセラー」を通して、メンタル疾患の理解を高めて頂きます。
メンタル疾患の疑いのある方への対応や、メンタル疾患予防の啓発など、こころのケアができる人材の育成を目指します。
カウンセラーと聞くと、真っ先に心理カウンセラーを思い浮かべる方が多いと思います。だって「カウンセラー」って言葉がついてますからね^^;
「カウンセラー」という言葉に注目すれば、ケアストレスカウンセラーも心理カウンセラーと同様に不登校やうつ病、人間関係など「こころの病」を抱えた人のケアをおこないます。
でも!ケアストレスカウンセラーの役割はそれだけでは留まりません!
先に述べたとおり、近年の日本では「メンタル疾患」という言葉は浸透している一方、適応障害やうつ病などのメンタル疾患を抱えてる人々に対して「やる気がないだけだ!」「ただ甘えてるだけでしょ?」「ただの気のせいじゃないの?」などと心ない言葉をかけたりする人や、正しく理解しようとする人が圧倒的に少ないのが現状です。
ケアストレスカウンセラーは、そういった人たちを対象に、「そもそもこころの病とは?」を基本に、メンタル疾患の疑いがある人への対応やメンタル疾患を予防するための啓発活動もおこなっています。
ケアストレスカウンセラーについてもっと知りたい!という方は下記をご参考くださいませ。
勉強データ
勉強期間と時間は?
勉強の期間は1ヶ月半ほどでした。
本格的に勉強をはじめたのが2020月6月5日。試験を受けたのが2020年7月25日。
正確な日数で言えば51日間でした。
詳細な勉強時間は記録できていませんが(noteの日記には書いているかも…)、1日だいたい1〜2時間ほど勉強していたと思います。
気になる勉強法について
試験は、基本的に一般財団法人職業技能振興会監修で作成された「ケアストレスカウンセラー公式テキスト」から出題されます。
ただし、実際の試験ではテキストに記載されていない専門用語や心理療法なども出題されるので、自信のない方は心理学関連の本を読んでみたり、インターネットで調べながら理解を深めていくと良いと思います。
1.テキストをパートごとに分解する
公式テキストは、Part1〜5の大きな章立てで構成されています。
中身は教科書みたいになっているので、ただ読み進めても知識として定着させるのは難しいです。心理学に精通していない人は最後まで読み進めるのも大変です。
そこで、まずはテキストをパートごとに分解します。
テキストをキレイに分解するコツ!
テキストのカバーを外し、背表紙にアイロンやドライヤーを押し当てて熱を加えます。
すると、本を綴じている「のり」が熱で溶けてくるので、背表紙全体に十分な熱を加え終わったら一気に表紙と裏表紙を剥がします。
あとは好きなページ数や章ごとにカッターでページを切り分けていくだけ。
こうすれば、分厚い参考書を持ち歩く負担も減りますし、読み終えるまでのモチベーションも下がりにくくなります^^*
2.曜日でパート分けする
ちょうどよく5つに分解できたので、曜日ごとに勉強するパートを決めました。
月曜日はパート1、火曜日はパート2、といった感じです。
土曜日と日曜日は、各パートに3つほど含まれている「理解度チェック」という復習テストをひたすら解き進める日に設定しました。
3.最初の1〜2週間目はとにかく読む!
曜日ごとに勉強する範囲を決めたら、いよいよ勉強を進めていきます。
ですが、初回から重要な文章にマーカーを引いたり、暗記ペンで用語を塗りつぶしていく作業はおこないませんでした。
まずはパート全体の内容を大まかにでも把握するのが重要だと思い、とりあえず何も考えず最初から最後まで読み終えることに集中しました。
読み進めている途中で分からない単語や人の名前がバンバン出てきても無視!
とにかく最初の1〜2週間は、パート1から5まで読むことに専念しました。
4.3〜4週目から暗記作業に移行
最初の1〜2週間でテキストをじっくり読んでいる状態で復習テストに取り組むと、当たり前ですが問題のミスも多い状態です。
そこで、間違えた問題にマーカーでチェックをつけた後、テキストを読み返しながら間違えた部分や専門用語にマーカーでハイライトをつけていきます。
こうすることで、次回の復習テスト時に「あ!これ前回間違えた問題だ!」と分かりますし、テキストにハイライトを入れることで定着させるべき文章の精査ができ、次第に読むスピードも上がっていきます。
あとは、試験本番まで平日は読む&暗記作業、週末は復習テスト&マーカーでチェックを繰り返していきました。
試験結果は?
試験結果はパーセンテージで表示されます。
総合スコアは76%でした。合格ラインが70%以上なのでギリギリでしたね^^;
ただ、それぞれの結果を見てみると、基礎はギリギリ74%でしたが、実務が100%だったのが純粋に嬉しかったです!
受験の目的が「自分と同じ境遇で苦しんでいる人々に寄り添ってサポートしたい」という思いでいっぱいだったので、勉強期間中は実務の範囲に力を入れて取り組んでいました。
それが結果として100%という結果につながったと思うと、毎日欠かさず勉強してホントによかったと思いました。
まとめ
心理学に関しては、特に「嫌われる勇気」でおなじみのアドラー心理学に興味があり、試験勉強中もアドラーに関する書籍を読んでいました。
ですが、それ以外の心理学に関する知識はほとんど無知に近い状態でした。
それでも完全なる独学で合格できたのは、ひとえにTwitterやnote、ブログなどを通してメンタル疾患に悩んでいる人たちを助けたい一心だったからだと思います。
また、Twitterやラジオで合格のお祝いの言葉をくださった方々、本当に心から感謝いたします。ありがとうございました。
やっとケアストレスカウンセラーへのスタート地点に立てたので、今後のフォローアップ研修に備えた勉強も絶えず続けていきます!
それでは、また!
「殺処分」とはヒトと動物が共存するための大きな課題*どうぶつ基金へ毎月1000円の支援を始めました。
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
2020年6月11日。
新型コロナウイルスによる特別定額給付金の10万円を無事に受け取りました。
今日やっと手元に給付金が届きました。
— marina*(まりな)@適応障害で復帰訓練中 (@NMarina422) 2020年6月11日
母がいきなり渡してきたのでびっくりした…
一部はケアストレスカウンセラーの試験費、数割は夢貯金や募金に、残りは自己投資や通院費に使おうと思います。
大切に使わせていただきます。 pic.twitter.com/XLjGCjvlOK
実家への"居候代"の負担が軽減された
適応障害で復帰訓練中の身のわたしにとって、この10万円はありがたいものでした。
会社への仮復帰を果たしたものの、週4勤務のフレックス制なので、給与は休職前より大幅に減りました。
覚悟はしていましたが、毎月の給与明細をもらうたびに「会社のお荷物になっているのではないか?」とか「大した仕事もできていないのにお金をもらっていいものなのか?」と考えていました。
また、わたしは社会人になってからも実家暮らしをしています。
さすがに、社会人にもなって実家にお金も入れずに世話になるのは申し訳ないので、
「衣食住を確保させてもらっている」という体裁のもと、毎月2〜3万円の”居候代”を支払っていました。
ですが、先に述べたように給与が大幅に減ってしまったため、復帰してからは毎月の居候代が負担やストレスに感じている部分がありました。
それでも、家族には適応障害で休職していた間にたくさん心配や迷惑をかけたので、その謝罪や感謝を込めて毎月5000円を支払うことにしました。
幸い、母からは「居候代が減ったことに不満は感じていないし、marina*の負担にならない程度で家にお金を入れてくれればいいよ」との言葉をいただきました。
おそらく上記の母の言葉は、母自身も無事に給付金を受け取れたことが起因しているのではないかなと思いました。
おかげで、居候代に対しての負担やストレスも少し和らぎ、手元の10万円は自分の将来のために大事に使わせていただこうという気持ちが芽生えました。
Q1.与えられた10万円、自分ならどう使う?
A.給付金でどうぶつ基金への支援に使うことに決めた。
給付金を受け取った10日後のこと。
わたしは給付金の一部を、殺処分ゼロの活動を積極的に行なっている公益財団法人どうぶつ基金さんへ、毎月1000円の寄付に使うことにしました。
▼どうぶつ基金の詳細はこちらから▼
どうぶつ基金とは?
公益財団法人どうぶつ基金は、下記2点を主体とした事業活動をしている団体です。
- 犬や猫の不妊手術事業
- 動物愛護思想に基づく普及啓発
昭和63年(1988年)に設立されて以降、ノラ猫や犬の多頭飼育崩壊の影響で殺処分されてしまう動物たちの無料不妊手術はもちろん、里親探しの支援、日本の犬や猫が直面している厳しい現実を多くの人に知ってもらうための広報活動を行なっています。
また、平成28年(2016)には社会貢献支援財団から日本財団賞を受賞されています。
近年では、さくらねこTNR無料不妊手術事業を中心とした活動に注目が集まっています。
さくらねこTNR無料不妊手術事業ってなに?
ちょっと用語が長いので、下記3つのワードに分けて紹介します。
- 「さくらねこ」ってどんな猫?
- 「TNR」ってなに?
- 無料不妊手術事業とは?
「さくらねこ」ってどんな猫?
「さくらねこ」とは、 不妊手術を終えた猫の耳先を桜の花びらの形にカットした猫のことを指します。
「さくらねこ」とは、不妊手術済みのしるしに、耳先をさくらの花びらの形にカットしたねこの事です。この耳のことを、さくら耳といいます。
人間社会の片隅で生きているノラ猫たちは、繁殖能力を自分でコントロールすることはできません。その結果、殺処分という痛ましい悲劇に繋がり、毎年8.2万頭もの犬や猫たちが命を失っています。
ノラ猫たちが自らの力で力強く自由に生きていくためには、わたしたち人間が不妊治療を施し、「この猫は不妊手術を受けているから大丈夫ですよ」と主張していかなければならないのです。
さくらねこの「さくら耳」は、いわば命の尊重の証なのです。
「TNR」ってなに?
「TNR」とは、不妊手術を受けていない猫を捕獲する→不妊治療の施術後に耳先を「さくら耳」にカットする→元いた場所に猫を戻す、という一連の流れを表す言葉です。
Trap(トラップ): 捕獲すること
- 注意
- 猫がけがをしないように気をつける。
- 連絡先、目的など書いた張り紙をつける。
- 捕獲機を仕掛けている間、その場所から離れない。
- 猫が捕獲機に入ると速やかに布で捕獲機全体を包み込んで猫を安心させる。
Neuter(ニューター): 不妊手術のこと
Return(リターン): 猫を元の場所に戻す
- 注意
- 猫ボランティアさんは術後経過観測をすること
- 餌は置き餌をせず、猫が食べ終わるのを待ち、あとかたづけと掃除をすること。
- 捕獲もれの猫は速やかに捕獲してTNRを行う事。
上記のとおり、Trap(トラップ)、Neuter(ニューター)、Return(リターン)の頭文字をとって「TNR」と表現しています。
ただし、TNRとは、ただノラ猫を捕獲して不妊手術を施せばOK!というものではありません。
上記の注意点からも分かるとおり、TNRを行う際には猫を傷つけないよう細心の注意が必要となります。
それは、大切な猫の命を守ると同時に、ヒトと猫が共存していく社会作りのための行動であることを示しているのです。
無料不妊手術事業とは?
引用:
http://www.doubutukikin.or.jp/wp-content/uploads/2014/06/flow3.png
こちらは、不妊治療を受けていないノラ猫がさくらねこになるまでの流れの図です。
どうぶつ基金では、毎年約2万匹もの猫の不妊治療を行なっており、2004年〜2018年では累計84,377匹の猫を殺処分から救ってきています。
しかし、殺処分ゼロへの道のりは、まだまだ長く険しいものになっているのが現状です。
その原因のひとつが多頭飼育崩壊。
飼い主がいるにも関わらず、行政側の不妊手術費用の捻出困難が原因で、今もなお全国各地で飼い主も動物も悲劇に直面しているのが現状です。
Q2.なぜ、どうぶつ基金への支援を決意したの?
A.殺処分ゼロの力になりたかったから
わたしは幼いころから動物が大好きでした。
小学生のころ、わたしと妹でウェルシュ・コーギーを飼っていた親戚の家にお泊まりした時のことです。
毎日ボールで遊んだり、夕方に散歩をしながらいっしょに坂道をダッシュしたり、時には髪の毛を足でグチャグチャにかき乱されて人間のわたしがビャービャー泣かされたり…
まるで、人間の友達と遊んでいるような日々を過ごしました。
小学4年生になったある日。わたしの自宅の斜向かいにビーグル犬を飼っているおじさんが引っ越してきました。
動物好きなわたしと妹は、数日後にあいさつをしにいきました。
おじさんはとっても気さくでやさしい方でした。ビーグル犬は、とにかくやんちゃな子で、とにかく走り回って遊ぶのが大好きな子でした。
いろいろお話をしていた中、おじさんは連れてきたビーグル犬のことを教えてくれました。
「この子はね、殺処分寸前の子だったんだ」
当時のわたしと妹は「殺処分」という言葉すら知りませんでした。
そして、おじさんから殺処分の意味はもちろん、目の前で楽しそうに遊んでいるビーグル犬が経験してきた恐怖について教えてもらいました。
「どうして動物が人間の手によって命を失わなければならないんだろう?」
目の前のビーグルを救ってあげる術を知らなかったわたしは、そう思うことしかできませんでした。
ですが大人になった今、改めて殺処分という痛ましい現実に真剣に向き合いたいと思いました。
全国の動物愛護センターには毎日、たくさんの犬や猫が運ばれてきます。
その多くは産まれて間もない子猫です。
この世界の光を浴びたばかりの希望にあふれた新しい命。
しかし現実は希望からは程遠く、母親から引き離された小さな命は
数日の間に飼い主や新しい家族が見つからなければ、殺処分されます。
10分に1頭。
これは、今こうしてわたし達が生きている間に殺処分されていく犬や猫の数です。
わたしたち人間は、生きることを望まれて命をうけて生まれてきたのに、犬や猫たちは生まれて数日もしないうちに小さな命を人の手によって奪われるのです。
おかしいと思いませんか?
種族は違えど同じ命をもった存在なのに、どうして動物だけが生きることも死ぬことも自らの意志で選択することを許されないのでしょうか?
現状を変えるには自分が動かなければ始まらない
だからと言って、殺処分寸前の動物たちを今すぐ救うことはできません。
それは、決してひとりの力で成し遂げられるものではなく、もっと多くの人々に日本の殺処分の現状を知ってもらう必要があります。
そのためには、自分から積極的に行動を始めなければなりません。
これは、決して殺処分に限った話ではありません。
自分や他人が不利な立場に立たされている場合、目の前の問題に勇気をもって立ち向かわない限り、抱えている辛さや苦しみを喜びに変えていくことは叶わないでしょう。
勇気を出して行動した分だけ、自信はちょっとずつ生まれていくものです。
もしも今、悩みや問題を抱えている方がいるならば、わたしはその方への勇気づけをしてあげたいです。
それでは、また!
【適応障害で復帰訓練】中途覚醒とラジオとケアストレスカウンセラー*復帰訓練から6ヶ月経ちました。
こんにちは。
またまた、このテーマではお久しぶりです笑 marina*(@NMarina422)です。
2019年10月ごろに適応障害を発症し、3ヶ月間の休職。
その後、2020年1月中旬から会社への「復帰訓練」に突入しました。
▼適応障害と診断→休職への経緯はこちらから▼
▼3ヶ月の休職→復帰訓練への経緯はこちらから▼
2020年の1月下旬から6ヶ月。
復帰訓練の開始から1年の半分が経過していたとは…自分でも驚きが隠せませんでした。
それもそのはず。
2月下旬から猛威をふるい始めた新型コロナウイルスの影響で、テレビやSNSなどのメディアはもちろん、どこへ行っても毎日コロナの話題で持ちきりとなりました。
卒業式や入社式などのイベントは感染拡大防止のため、もちろん中止。
また、経済状況や就活生の活動にも多大な損害や被害に影響を与えました。
おかげで頭の中はコロナ一色となり、季節の移り変わりや年中行事に気を配る余裕もありませんでした。
さて、前回の報告では2020年3月からnoteにて毎日更新中の「適応障害とわたし@2020〜」の日記をもとに、わたしの身に起きた3大事件についてご報告しました。
ちなみにnoteの日記では、私生活でのささいな出来事や仕事の愚痴、うまく言葉で表せないような感情や心境などなど…。あることないことを思いつくまま気の向くまま赤裸々に書いています笑
▼ご興味のある方はこちらから▼
今回も前回と同様、noteでの日記をもとに一番印象に残った出来事をピックアップした近況報告です。
どうか最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
▼前回の記事はこちらから▼
事件1.毎晩の中途覚醒で悩まされる
中途覚醒の症状は、もともと3月頃から悩まされていました。
ですが、頻度は週に1回か2回あるかないかの程度だったため、あまり気にせず過ごすようにしていました。
ところが、5月の連休が明けたころから週に2、3回に頻度が増えはじめました。
もちろん中途覚醒はいつ起こるか予測ができません。
なので、中途覚醒が出てしまった日の夜は「今日は朝までちゃんと眠れるだろうか?」とか「このまま眠れない体になってしまったらどうしよう?」と考えるようになってしまいました。
同時に時折ベッドで夜眠るのが怖くなり、そんな気持ちとは裏腹に中途覚醒の頻度はさらに増し、5月下旬には毎晩夜中に目がバチっと覚めてしまう状態に見舞われました。
さすがに、このままでは復帰訓練にも影響が出ると危機感を覚えはじめ、メンタル的につらい心境になってきました。
そこで、6月9日の定期通院日に主治医の先生に相談してみました。
先生からは、やはり症状が悪化しているので薬の組み合わせを見直した方がいいとのことでした。
なので、現在服用している薬と合わせて、眠気が長く持続する薬をひとつ追加してもらいました。
会社に復帰したころは、写真上部の2種類の薬で落ち着いていました。
ですが、やはり復帰訓練に入ったことで無意識にストレスを抱えていたのでしょうか?
休職していたころの薬の量に戻ってしまいました。
でも、薬を飲まずに中途覚醒に悩まされてストレスを溜めるより、薬で改善する症状はきちんと薬を飲んで治していく方が近道につながることに気づきました。
まだまだ症状の緩和までの道のりは長いですが、あまり深く抱えこまず、のんびり治していこうと思います(焦っても症状が悪化するだけですし)。
このあたりの心境は、noteで当時の日記を見ると、より分かりやすい気がします。
▼当時の詳しい心境はこちら▼
事件2.YouTubeでラジオ生放送をはじめた
2020年5月30日からYouTubeにて、ラジオ生放送をはじめました。
なぜ突然、ラジオを始めたのか?
理由は大きく2つあります。
- 人生でやりたいことの中で絶対実現したいことだったから
- ブログやnote、Twitterで話しかけてくれる方々と仲良くなりたかったから
ひとつ目の理由は、単純にわたしが昔からラジオ好きだったからです。
テレビやSNSとは違う、顔の見えない人の声を通して繋がれることに、幼少期から魅力を感じていました。
そして、実際に大好きなラジオで自分が送ったおたよりが読まれた時は、うれしかったのはもちろん、「わたしのおたよりが電波にのって発信された!」と興奮しまくりでした。
それが大きなきっかけとなり、自分も死ぬまでに一度でいいからラジオをやってみたい!と思うようになりました。
ふたつ目は、もうそのまんまの意味です笑
適応障害を機にブログを始めて半年が経過したころ、気がついたらいろんな人と適応障害や抑うつについて思うことや考えていることに触れる機会が多くなりました。
そんな折に、ふと自分が実現したかったラジオを通して、もっといろんな考えをもった人と触れ合いたい、仲良くなりたいと思うようになりました。
情報社会が主流となった現代、自分とは違った価値観や思考を抱いている人と繋がりをもつのが手軽になりました。
でも、やはり文章同士のやりとりだけでは、自分の考えをうまく伝えられない側面もあると感じています。
それなら文章と声のやりとりはどうだろうか?と思い立ち、ラジオ生放送に踏み切りました。
ちなみにラジオ名は「marina*のポガティブらじお」。
リスナーさんたちのお悩みや愚痴、思っていることに、そっとやさしく寄り添いながら、のんびりおしゃべりするプログラムです。
YouTubeでの配信自体が初めてだったこともあり、初回は終始グッダグダでした^^;
でも、おたよりや生放送中にコメントをくださった方のおかげで、今後このラジオをリスナーさんのみなさんに価値を与えられるものにしていきたいと思うようになりました。
まだまだ駆け出しですが、これからも試行錯誤しながら「ポガティブらじお」を盛り上げていきたいと思います!
※ちなみに「marina*のポガティブらじお」は毎週土曜日の夜に定期放送中です^^*
▼過去のアーカイブはこちら▼
https://www.youtube.com/channel/UCwJfMfG_xOJxkeSsJn2Qk1A/videos?view_as=subscriber
▼ポガティブらじおへのおたよりはこちらから▼
事件3.ケアストレスカウンセラー認定試験の勉強をはじめた
2020年6/1のことでした。
在宅ワークでのお昼休みの時に、ふと「どうしたらもっと適応障害や抑うつに悩まされている人のサポートができるだろう?」と思い立ち、メンタルケアに関する資格にどんなものがあるか調べてみました。
すると、ケアストレスカウンセラーに関する情報が飛びこんできました。
簡単に言うと、メンタル疾患の疑いのある方への対応や、メンタル疾患予防の啓発など、こころのケアができる人材育成をもとにした資格です。
しかも、この資格に合格後はケアストレスカウンセラーとして活動することへの不安や、どのように活動したらいいか分からない人向けのフォローアップ研修が受けられるとのこと。
そして、このフォローアップ研修を無事に修了した人達の中には、個人でカウンセリングサロンを開設し、実際にカウンセリング業務をしている方もいらっしゃるそうです。
上記の情報をひと通り読んだあと、「わたしのやりたかった仕事はこれだ!」と思いました。
そして、すぐさまAmazonで公式テキストを購入し、7月の試験に向けて勉強を始めました。
はじめは専門用語などが多く、最初から最後まで読み進めるのがやっとでした。
でも、毎日欠かさずテキストを読んで復習テストを重ねるうちに、少しずつ知識を自分のものにできるようになってきました。
引き続き、試験合格に向けて学習を続けていきます!
まとめ
前回と同様、3大事件と表して近況を振り返ってみました。
中途覚醒や寒暖差の入れ替わりの激しさが原因で、体調が不安定になったり、体力的に仕事を長く続けられない日々が続いているのが現状です。。。
一方で、ラジオ生放送で素の自分をさらけ出して話せることが、平日を乗り切る活力につながっています。
ラジオを始める前までは家族はもちろん、会社の人の前では心から笑うことができずにいました。
ですが、ラジオを始めると不思議と自然と笑みがこぼれるようになり、「あ、今わたし笑えてる…!」と気づくことができました。
思い切ってラジオを始めて本当によかったです^^♫
また、ケアストレスカウンセラーの話題は、試験終了後にあらためて詳しく書こうと思います。
絶対に合格できるよう、試験日の直前まで全力を尽くします!
それでは、また!
▼noteでの日記はこちらからどうぞ▼
【お知らせ】毎週土曜日の夜に「marina*のポガティブらじお」の定期配信します。
こんにちは。marina*(NMarina422)です。
ラジオにご参加いただきありがとうございました!
先日の5/30(土曜日)に、YouTubeにて「marina*のポガティブらじお」の初放送をさせていただきました。
▼こちらで視聴ができます▼
配信中にコメントで話しかけてくださった方々、おたよりを寄せてくださった方々には本当に感謝しております。
おかげさまで楽しくおしゃべりすることができ、のんびりゆったりした時間を過ごすことができました。
一方で、YouTubeでの放送自体が初めてだったこともあり、グッダグダのダッラダラな雑談になってしまいました。
わたしのコミュ力の無さもあわせて、大変申し訳ありませんでした泣
ラジオを始めたきっかけ
さて、この「marina*のポガティブらじお」、すべての始まりはTwitterでの何気ないつぶやきからでした。
適応障害とかうつで悩んでる人と集まって、どういうことで困ってるかとか悩みとかを共有したい。
— marina*(まりな)/適応障害で復帰訓練中 (@NMarina422) 2020年4月18日
あくまで「分かる分かる、困るよねー」で終わりにするんじゃなくて、自ら克服するためのコミュニティ作りがしたい。
意訳:ラジオがやりたい。
このつぶやきの後、noteで毎日更新している日記「適応障害とわたし」内で、日に日に「ラジオやりたい、ラジオやりたい」と考えることが多くなっていきました。
そしてある時、わたしの日記を読んでくださっていた方々から「ラジオ聴いてみたいです」「ラジオ楽しみです」とのコメントをいただきました。
そのあたたかいコメントがきっかけとなり、YouTubeでラジオ生放送やろう!と決意しました。
その一方で、人生でやりたいことリスト100に「YouTubeでラジオやる」ってガッツリ書いていることを思い出しました。
▼15番目に「YouTubeでラジオやる」って書いてありました▼
noteの読者さんに「ラジオ聴きたいです」とコメントをいただいたこと。
人生でやりたいことリストに書いていたこと。
この2つが大きな火付け役となり、ラジオを始めることになりました。
ただの雑談ラジオにしたくなかった
当初は、コメントやリスナーさんのおたよりを読みながら、のんべんだらりとおしゃべりする放送でいいかな?と思っていました。
わたし自身、人とのコミュニケーションが苦手なこともあったので、ラジオをきっかけに人前でしゃべることに慣れていければいいなくらいにしか思っていませんでした。
ですが、自身が適応障害や抑うつ、側弯症などの病気に悩みながら日々を過ごすうちに、果たして「ただの雑談ラジオ」にしていいものか?と疑問に思うことが多くなりました。
- 世の中にはわたしと同じような境遇で悩んでいる人がたくさんいる
- 悩みや不安があっても周囲に心配をかけたくなくて打ち明けられない人がいる
- TwitterなどのSNSでネガティブを吐き出しても、心のモヤモヤ感だけが残る
マイクや周辺機器など放送の準備を進めていくうちに、こういった方々に向けたラジオにしていきたい!という思いが強くなっていきました。
そして生まれたのが「marina*のポガティブらじお」でした。
人間には誰しもネガティブな感情がある。
どんなにポジティブに見える人でも、ネガティブな思いを抱いているはず。
だから心の病やストレス、自己肯定感が低い人こそ、積極的にネガティブを吐き出せる場所にしたい。
ネガティブな人がポジティブの一歩手前、”ポガティブ”に近づいてほしい。
そんな思いを込めてラジオ名を「ポガティブらじお」と命名しました。
ネガティブを抱えている人の最高のシェルター(避難所)にしたい
初放送が終わった後、初めてYouTubeで配信ができたことで小さな自信と勇気が湧いてきました。
今まで適応障害と抑うつで何もできなかった自分が、ラジオを通して悩めるリスナーさんと楽しく会話できたこと。
あわせて参加してくださった方から「心が楽になりました」と感想をいただけたことで、もっとリスナーさんに価値のあるラジオやコンテンツを提供したい!という意欲が生まれました。
そのためには、自分の気分次第で不定期にラジオを放送するのは遠回りになってしまう考えに至りました。
このブログ自体も、何度もトライ&エラーを繰り返したことでアクセス数が伸びていきました。
それならラジオも定期配信していくことで、もっと洗練されたコンテンツに育てていけるじゃないか?という結論に到りました。
これはラジオに限った話ではなく、価値あるコンテンツ作りには受け取る人の声を進んで取り入れることが必要不可欠です。
あなたのご要望をお聞かせくださいませ!
正直ブログやTwitter、ラジオ、noteに訪れてくださるだけでも本当に感謝です。
加えて、みなさまの喜びの声を聞くことほど、わたしに情熱とやりがいを与えてくれるものはありません。
いいこと・悪いこと、こんなことをやってほしい!など、どんなことでもOKです。
是非とも、みなさまの声をmarina*(まりな)にお聞かせくださいませ。
▼ブログやTwitter、noteへのご意見はこちらから▼
https://marshmallow-qa.com/nmarina422?utm
▼ラジオのおたよりはこちらから▼
https://odaibako.net/u/NMarina422
それでは次回の放送まで、ごきげんよう!
【必読】「どうせ無理」と思った時に読んでほしい*植松努さんの「好奇心を“天職”に変える空想教室」とTEDスピーチ
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
今日はわたしの人生の歩み方を180度変えてくれた至極の1冊を紹介します。
その一冊とは、植松努さんの「好奇心を"天職"に変える空想教室」です。
植松努さんとは?
植松さんは、株式会社「植松電機」の社長さんです。
北海道の赤平という小さな町で、リサイクル用マグネットの機械を作る工場を経営しています。
ですが、植松さんは同時にロケットの開発も手がけています。
植松さんの会社には、これまでNASAしか持ってなかったものがあるんです。
無重力を生み出せる機械があるなんて、それだけでも驚きです。
今ではJAXAやNASAで宇宙開発を手がけている技術者たちが、こぞって植松さんの工場へ実験のため北海道へやってきます。
「マグネットを作っているのにどうして宇宙に関わる仕事をしているの?」
「政府やどこかの大企業に頼まれてるから作っているの?」
はじめて植松さんのことを知る人は、そんな疑問を抱くことでしょう。
理由はたったひとつです。
植松さんは、幼い頃から宇宙やロケットが大好きだからロケットの開発をしているんです。
誰かに開発費をもらったりせず、自分たちが稼いだお金だけで自由に開発をしているんです。
また、植松さんの会社の従業員は17人しかいません。しかも、その人たちの中に宇宙開発の勉強をしてきた人は誰一人いません。それどころか、もともと保育士さんだった人までいるんです。
幼い頃から「夢=今ある仕事」だと思わされてきた
誰もが小学生の時に「自分の将来の夢」というテーマで作文を書いたことがあるでしょう。わたしも卒業文集で書きました。パティシエ、お医者さん、学校の先生、サッカー選手… クラスの子がいろんな”仕事”のことを将来の夢にしていました。
植松さんは小学生の時、作文に「潜水艦が作りたいです」と書いたそうです。
すると、すぐに職員室に呼び出されて先生に「他の子は”仕事”のことを書いているのに、どうしてお前は”できもしない夢みたいなこと”を書くんだ!」と叱られたそうです。
おかしいですよね?
「夢を書きなさい」と言われたから素直に自分の夢を書いたのに、「”夢みたいなこと”を書くな!」と言われるんです。
先生の言葉に悲しくなった植松さんは一生懸命考えました。
「”実現しそうなこと”しか、夢だと言ってはいけないのか?」
「夢=仕事だとしたら、新しい仕事はどうやって生まれるんだ?」
そして考えに考えた結果、夢とは「今できないことを、追いかけること」だと植松さんは確信しました。
幸せになりたいと願っているだけでは幸せになれない
当然ながら、世界中の誰もが「幸せになりたい」と思っていることでしょう。
わたしもその一人です。
でも、一口に「幸せ」と言っても、その形は人によって様々です。
- 整形して美人になりたい
- 世界旅行がしたい
- かわいい服が着たい
- かっこいい車がほしい
まさに十人十色。挙げたらキリがありませんね。
中には「お金さえあればなんでも手に入る」から幸せになれる、と思う方もいるのではないでしょうか?
ですが、それは大きな勘違いです。
かわいい服やアクセサリー、車や料理が手に入るのは、「お金があるから」ではありません。
「世界中のどこかで、誰かが、一生懸命作ってくれているから」、わたしたちの手もとにすばらしい商品やおいしい料理がやってくるんです。
一生懸命に作ってくれた人が売ってくれたものに、わたし達がお金で買うことができているだけなのです。
お金を払えば叶う幸せは、本当の幸せなんでしょうか?
それは自分ができないことを誰かにしてもらう、ただの”サービス”でしかありません。
幸せになるためには、まず「自分にとっての幸せの形とはなんだろう?」と考えなくてはいけません。
そう考えた上で「じゃあ幸せになるためには、どんな行動をすればいんだろう?」と考えて、自分から行動を起こす。そこではじめて、人は幸せになれるんです。
ただ漠然と「お金に困らなくて、毎日楽しく生きられれば幸せ」と考えるのは、”サービス”を受けることと一緒です。
自分が「できないまま」でいると、ずーっと誰かに「してもらう」立場のままです。
当然、お金をずっと払い続けなければなりません。
例えば、料理をまったくできない人は、毎食どこかでお弁当屋さんやコンビニ、レストランに行くことになるでしょう。当然、毎月の食費は膨れ上がっていきます。
でも反対に料理ができるようになれば、料理のレパートリーも広がりますし、誰かにごちそうすることができるようになります。
今できないことを追いかけることが夢ならば、人は夢を持つことによって、能力が増えて、できる仕事が増えることになります。
植松努. 好奇心を天職に変える空想教室
「どうせ無理」は人の自信と可能性を奪う悲しい言葉
中学生の進路相談の時に、植松さんは「飛行機とかロケットの仕事がしたいです」と答えました。
すると先生はすかさず言ったそうです。
「飛行機とかロケット?じゃあ東大に行かないと無理だ。でもお前は成績が悪いから、どうせ無理だ」
当時、植松さんは学校の勉強は完全にほったらかしで、文字通り飛行機とロケットの勉強ばかりやっていました。
それなのに、いろんな人から「将来、飛行機やロケットの仕事はできない」とか「どうせ努力したって無駄だ」と言われたのです。
この「どうせ無理」という言葉は、本当に恐ろしくて最悪な言葉です。
これまで努力してきた人生を否定し、未来をあきらめろと言われ、それまで培ってきた自信や気力を簡単にに奪ってしまうんです。
そうして「どうせ無理」にとらわれてしまった人はどうなるか?
「今できること」しかやらなくなり、考えることもやめてしまいます。
それどころか、今まで大好きで努力してやってきたことに対して”やらない言い訳”をするようになってしまうんです。そうして、人は行動することを諦めてしまうんです。
では、諦めないためにはどうしたらいいか?
簡単です。
「やったことのある人」とか「経験がある人」に相談すればいいんです。
「〇〇に挑戦してみたいんだ!」とやりたいことを口にして「お前にはどうせ無理」と返事がかえってきたとします。
それは、相談する相手を間違えています。
「どうせ無理」と言って相手を諦めさせようとする人は、単純に自分が経験したことがないから口にするんです。
「やったことがない人」の意見は参考にしなくていい。親ですらもです。誰もが「自分が経験したこと」しかわかりません。もしかしたら親ですら良かれと思って、あなたに余計なウソをついているかもしれません。やりたいことがあったら、それを「やったことがある人」に相談しましょう。
植松努. 好奇心を天職に変える空想教室
もし、今どうしてもやりたいことがある時は、すぐに親や友達に相談するのはやめておきましょう。
今はTwitterなどで、自分のやりたいことに詳しい人がわんさか溢れています。
試しに「〇〇をやってみたいんです」と話してみましょう。
すると、「そうなんだ、もっと詳しく聞かせてよ」とか「どんなのがやりたいの?」と返ってきます。絶対にあなたのやりたいことを否定したりしませんから。
自信と勇気をあたえてくれる植松さんのTEDスピーチ
わたしが植松さんのTEDスピーチをはじめて聴いたのは、適応障害になって3ヶ月くらいの時でした。
当時のわたしは心も体もボロボロで、会社を辞めたくて仕方ありませんでした。
「適応障害の自分ができることなんて何にもない」とか「自分は生きてたってどうせ何にもできない」と思いながら、毎日泣いてばかりいました。
そんな時、ふとYouTubeのおすすめ動画に植松さんのTEDスピーチが出てきました。
植松さんの存在は以前から知っていたのですが、TEDスピーチに出ていたことを知らなかったのでビックリしました。
スピーチを見終えると、スマホの画面は涙の粒でいっぱいでした。
あまりにも植松さんの言葉が優しくて情熱的だったのは間違いありません。
でも、それだけではありませんでした。
”自分が適応障害であること”をやらない言い訳にせず、自分も誰かに価値を与える仕事をしたいと心の底から思えたからです。
今でも落ち込んだ時や新しいことに挑戦する時には、植松さんのTEDスピーチを聴いてから寝るようにしています。
”思いは招く”
この言葉をいつも忘れず、これからも自分のやりたいことに挑戦していきます。
【お知らせ】YouTubeラジオ*2020/5/30(土曜日)開催します!
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
ブログを訪れてくれる皆さま、いつも本当にありがとうございます。
気がついたら5月も終盤に差しかかり、ジメジメとした梅雨の季節が迫ってきました。
世間は緊急事態宣言の解除の話題で持ちきりで、少しずつ自粛前の生活を取り戻す動きが出てきています。
ですが、中には「コロナ感染の第2波」の恐れもあり、今の自粛ムードから抜け出したくても抜け出せないことで悩んでいる方も多いと思います。
わたしと同様に適応障害や抑うつで悩まされている方は当然のこと、
あいかわらず”コロナうつ”や”自粛疲れ”による心労が募りに募っている方々も多いと思います。
そのストレスやネガティブな感情、愚痴、よかったら一緒にラジオで解放しませんか?
ハーブティーやホットミルク、お酒など好きな飲み物でも味わいながら、ゆったりのんびりおしゃべりしましょう^^*
みなさまからのおたよりも募集中です☺️
https://odaibako.net/u/NMarina422
↑こちらまでお寄せいただけると嬉しいです^^
(匿名での投稿なのでプライバシーに関してはご安心を!)
※いただいたおたよりは、全てうれしく読ませていただいています。
放送の都合上すべてご紹介できないこともあるかと思います。
あらかじめご了承いただけますと幸いです。
それでは5/30まで、ごきげんよう!
【お知らせ】YouTubeでラジオ生放送やります。〜おたより募集してます〜
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
ブログを訪れてくれる皆さま、いつも本当にありがとうございます。
このブログは2019年の10月に適応障害になったことをきっかけに始めました。
そして2020年の4月下旬。
気がついたら、ブログを開始してちょうど半年が経過してました。
最初は適応障害を患ったことで生じた心情や体調の変化を中心にした記事を書いていました。
そして、次第に「もっと自分のことを知ってもらいたい!」と思うようになり、最近は愛用品の紹介記事なども書いてます。
最近ではブログと並行してnoteで日記「適応障害とわたし」も毎日更新中です。
▼こちらから読めます▼
どれも何気なく「試しにやってみようかな〜?」とゆるい考えで始めたものばかりです。
ですが、noteやTwitterなどで話しかけてきてくれる人が増えたことで、ありがたいことに毎日ワクワクしながら過ごす時間が増えました。
同時に、もっともっと読者のみなさんと仲良くなりたい思いが生まれました。
そこで近々、YouTubeにてラジオ生放送をしようと計画中です(ほしいマイクが5月入荷予定なので、5月以降を予定してます)。
放送内容は、リスナーの方々もわたし自身も肩の力を抜いて、ゆる〜くのんびり楽しくおしゃべりできる放送を目指してます。
※かつてTOKYOFMで放送されていたホメラニアンみたいな雰囲気が目標です🐶
おたよりの内容は何でもOKですし、ひとり何通でもOKです!
みなさんのおたより、心よりお待ちしております☺️
▼おたよりはこちらからどうぞ▼
(匿名での投稿なのでご安心を!)
https://odaibako.net/u/NMarina422
【適応障害で復帰訓練】ピアスとネイルとテレワークー復帰訓練から3ヶ月経ちました。ー
こんにちは。
…と言うか、このテーマではお久しぶりです。marina*(@NMarina422)です。
2019年10月ごろに適応障害を発症し、3ヶ月間の休職。
その後、2020年1月中旬から「出社訓練」の時期に突入しました。
▼適応障害と診断→休職への経緯はこちらから▼
▼3ヶ月の休職→復帰訓練への経緯はこちらから▼
前回の報告では、復帰訓練や心療内科への通院、連日のコロナウイルスのニュースばかりで精神と体調のチューニング?が合わない状態に悩まされていました。
同時に、なんとか自分の体調や感情を客観視できないものかと悶々としていました。
そこで、3月からnoteにて「適応障害とわたし@2020〜」のタイトルで日記を毎日更新することにしました。
日記の内容は、私生活でのささいな出来事や、仕事や上司の愚痴、うまく言葉で表せないような感情や心境などを、思いつくまま気の向くまま赤裸々に書いています。
▼興味のある方はこちらからどうぞ▼
さて、今回もタイトル通りの近況報告ですが、更新するかちょっと迷いました。
というのも、noteで私生活のことをダラダラ書いてるんだから、改めてブログで報告する必要なくない?と思ったからです。
ですが、逆にnoteで書いた数々の日記の中から、一番印象に残った出来事をピックアップして報告することで、自分の心境の変化も分かりやすくなるんじゃないかと思いました。
なので、今回は今までの近況報告よりサラッとした内容になっているかと思います。
どうか最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
▼前回の記事はこちらから▼
事件1.軟骨ピアスを開けまくった
もともと右耳に2つ、左耳に1つで合計3つピアスを開けていました。
ですが、2020/3/17にインダストリアル(穴2つ)を開け、2020/3/24にはさらにアンテナヘリックス(穴1つ)を開けました。
今ではピアスが合計6つになりました。
昔から友達や上司や先輩などに「marina*さんって本当に真面目だよね〜」とか「カップラーメン食べたことある?笑」とかよく言われてきました(その度に「小学生の頃からチキンラーメンばっか食べてたわ!」と叫びたくなる)。
それに加えて痩せ型の体型なので、朝の通勤時間によくいるストレスMAXの当たり屋サラリーマンの餌食になっていました。
それが本当にイヤでイヤで仕方なくて、次第に電車への恐怖が増していきました。
今回、軟骨ピアスを一気に増やしたのは上記の理由からでした。
見た目ですぐに印象を決め付けられたくない。
弱い人間だと思われなくない。
そんな思いを込めて、ニードルを買って自分の手で3つすべて開けました。
ニードルで開けるのは、なかなかに苦労しました。
なかなかピアスが刺さらず、洗面所で服と髪と手が血塗れになりました。
でも、開けた後は後悔もなく、むしろ心身ともに強くなれた気がしました。
このあたりの心境は、noteで当時の日記を見てもらった方が分かりやすい気がします。
▼インダストリアルを開けた日▼
▼アンテナヘリックスを開けた日(開けたことしか書いてない)▼
事件2.ネイルサロンに通いはじめた
2020/3/20、初めてネイルサロンに行きました。
なぜネイルサロンに行こうかと思ったか?
理由は単純。ただ自分の指をキレイにしたかったからです。
適応障害になる前は、ネイルケア用品を買って自分で手入れをしていました。
ネイルベッド(ピンクの部分)の部分を長くしようといろいろやりました。
- 綿棒で甘皮を押し上げまくる
- 爪が伸びたらネイル専用のヤスリで短くする(爪切りは廃止)
- とにかく保湿!(ハンドクリームを塗りまくる)
でも、やっぱり自己流のケアでは、なかなかモデルさんのようにツヤツヤでキレイなネイルにはなりませんでした。
それどころか、ささくれが以前よりできやすくなってしまったり、気がついたら爪が割れていることが多くなってきました。
自分で自分のことを優しくしているのに、うまくいかない!
そこで、だったらプロにやってもらえばいいんじゃない?と思い立ったのが全ての始まりでした。
とりあえず、ホットペッパービューティーで近所のネイルサロンを予約し、すぐに行きました。
人生で初めてのネイルサロンは終始、緊張しっぱなしでした。
指を差し出す時も、椅子に腰かけている時も、全身に力が入りまくってました。
サロンのお姉さんに「指プルプルしてますけど、もしかして緊張してます?笑」と言われてしまいました^^;
施術時間は約40分。何もかもはじめてだったので、ワンカラーのフレンチデザインにしてもらいました。
爪先にラベンダー色を斜めに入れたシンプルなジェルネイル。
たったこれだけでしたが、次の日から変化が訪れました。
気がつくと、ネイルしてもらった指を見ている時間が増えていたのです。
- 朝起きて顔を洗った時
- 本のページをめくる時
- PCのキーボードを叩く時
- スマホをさわっている時
- コップで飲み物を飲む時
- 何もせずボーッとしている時
- お風呂で湯船に浸かっている時 などなど…
ただ爪に色が加わっただけなのに、何かにつけて指先を見ている時間が圧倒的に増えまいした。
また、指先に彩りが加わったことと、自分の体に投資をしていることが相まって、テンションが上がっている自分に気がつきました。
そして、今度は持ち込みデザインOKで110分アートし放題のネイルサロンに行きました。
初回と比べて花のアートが加わったことで、さらに満たされた気持ちになりました。
もちろん、暇さえあれば指先を見て、その度にニヤニヤしていました。
この時点で、すでにわたしはネイルサロンの虜になっていました。
そして3回目のネイルサロン。
この日は誕生日が近かったこともあり、あらかじめ派手で押し花もりもりのネイルデザインを調べまくってからサロンに向かいました。
色もオレンジとレモンイエローの組み合わせで明るいカラーを選び、5本中3本に押し花を入れてもらいました。
ネイルサロンから帰った後、さすがにちょっと今回は派手にしすぎたかな?と思いました。
ですが、コロナで世の中が暗い雰囲気になっている中、せめて指先くらいは明るくしたかったし、心も晴れやかにしたかったのです。
自分の機嫌は自分でとるしかありません。
他人に自分の機嫌をとってもらうのが許されるのは小学生までです。
ネイルサロンに通いはじめたことで、抑うつ気味だった気分やネガティブ思考で悩みまくる時間が劇的に減ったような感じがします。
次はクールながらもキラキラしたデザインにしたいので、次回のサロンまでネイルデザイン選びも楽しみの時間にしたいと思います。
3.仕事が完全テレワークへ
コロナの影響でツイッターやnoteで散々「電車がこわい!」「人混みがこわい!」「会社に行きたいくない!」「上司に話しかけられない!」と文句を言っていたら、本当に仕事がテレワークになりました。
3月の終わりから会社が全面テレワークとなり、ちょうど1ヶ月が経過しました。
当初は、早起きや電車に乗る必要がなくなって喜んでいました。
ところが、緊急事態宣言が出てから喜びは過度のストレスに変わっていきました。
理由は、家族が平日にいる時間が増えたからです。
ただでさえ不眠で悩まされているのに、隣の部屋にいる妹は夜中に平気で電話をする。
朝はとにかく静かに過ごしたいのに、なぜかわたしが起きる時間と一緒に起きてきて、ただでさえ狭い台所で朝食の準備の邪魔をしてくる。
少しずつ整いつつあった生活リズムが、完全に家族によって乱されつつあります。
結局、減りつつあった抑うつと不眠の薬は数が増えました。
このストレスとの闘いは、コロナが収束しても長引きそうな予感がします…
まとめ
noteで日記を書き始める前は、とにかく悩みや不安が生まれたらすぐに深く深く考え込み、思考の沼にどっぷりはまり込んだままでした。
ですが、noteで日記をはじめてから沼から出てこれない状況が、少しずつ改善されてきたような気がします。
それは多分、自分の思っていることや考えていることを馬鹿正直に書きまくっているおかげかもしれません。
何もせず、ただダラダラと読書して終わってしまった日でも、ふと「あー、これやってみたいなー」と思っていたことに気づくことができるようになりました。
ブログと比べて好き勝手に書けるし、家族の誰にも内容を見られることがないので、今では立派なシェルター(避難所)みたいな場所になってます。
noteを始めた時にも宣言しましたが、特にわたしの身に危険が及ばない限り、毎日更新していきます。
そして、ブログの方は引き続き近況報告や愛用品の紹介などを中心に行っていきます。
それでは、また。
▼noteでの日記はこちらからどうぞ▼
月経カップで生理の憂鬱とおさらば!2年間使って感じたメルーナカップの魅力を紹介!
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
突然ですが、女性のみなさんに質問です。
生理がきた時、どのように感じますか?
おそらく大多数の方が以下の悩みや不安を感じてると思います。
- うわあ…今月も来やがった…
- なんで大事な日に限ってくるのー!?
- お風呂に入りたいのに入れない…
- ナプキンのモコモコ感が落ち着かない… などなど
生理は人によって痛みや症状などが異なるので、悩みや不安はあげたらキリがありませんよね^^;
そんな方におすすめしたいのが、ドイツ製の月経カップ「メルーナカップ」です!
今回は、生理痛に悩んでいる女性を対象に月経カップの魅力と、わたしが愛用しているメルーナカップの紹介をしていきます!
そもそも月経カップって?
月経カップとは、その名の通り生理に悩む女性のために作られた医療機器のひとつです。
素材はメーカーによって異なりますが、多くは医療用のシリコンをもとに作られています。
使い方はとっても簡単!
▼もっと具体的な使い方を知りたい方は、メルーナの公式HPでも確認ができます。
月経カップを使うと自分の経血量を客観視することができますし、何より紙ナプキンを買う手間やゴミも減るのでとっても経済的です。
メルーナカップの魅力をご紹介!
ここからは、わたしが愛用しているメルーナカップの3つの魅力についてご紹介していきます!
1.安心、安全、高品質な医療用TPE素材
月経カップは医療機器といえど、あくまで体内に入れて使用するもの。
そのため、アレルギーを持っている方は使用されている素材に気を使わなくてはなりません。
月経カップは基本的に海外の製品が出回っており、その多くが医療用シリコンで作られています。
日本で作られた月経カップ「ローズカップ」もありますが、こちらも医療用シリコンで作られています。
対するメルーナカップは、医療用シリコンでは作られていません!
今現在多くの人がアレルギーに悩まされています。メルーナには、漂白剤、消臭剤、吸収剤ゲルは含まれておりません。また、PVC(ポリ塩化ビニル)、シリコン、アルキルフェノール、ラテックス、タンパク質も含まれていない低アレルギー性とされています。メルーナは高品質な医療用TPE(熱可塑性エラストマー製)で構成されています。TPEは医療機器向けに特別に製造され、生産は非常に厳密に監視されています。ベビー用品の規制要件が非常に厳しいドイツにて、この素材は赤ちゃんの哺乳瓶の乳首にも使用されています。シリコンに対して医療用TPEを推奨する理由として、医療用TPEは滑らかで、乾燥しており、粘着性はないとされています。医療用TPEはシリコンよりもアレルギー反応を引き起こす発生率が低いとされています。
メルーナカップは、環境大国で有名なドイツで作られています。
ドイツでは医療器具やベビー用品(赤ちゃんの哺乳瓶の乳首部分)の規則が大変厳しく、最高品質の材料で製造されています。
メルーナの素材は、この赤ちゃんの哺乳瓶の乳首部分と同じものを使用しているので、低アレルギーであることはもちろん、シリコン特有のベタつきが出てくることがありません。
体内での使用がメインであるため、ユーザーの体への配慮に力を入れていることが嬉しい点ですね。
2.200種類以上のバリエーションから選べる
Amazonには「月経カップ」と検索をかけると、スクーンカップやエヴァカップ、ローズカップなど様々なメーカーの月経カップが出てきます。
月経カップ初心者だったわたしは当初、スクーンカップから試してみようかと思っていました。
ですが、ステム(カップ下部の持ち手)の形が長細い形状で、自分で切って調節する手間や不安があるのでは?と感じていました。
カップを入れた時のステムの最適な長さを初心者がすぐに分かるわけでもないですし、
ハサミで切った場合、切り口が膣内の粘膜に当たって痛いのでは?と不安に思いました。
またサイズが1と2しか表記がないのでサイズ感がつかめず、しばらく買うのをためらっていました。
一方メルーナは、最大200種類以上のバリエーションから選ぶことができます。
- サイズ
- ステム(持ち手)
- 硬さ
- カラー
これらを自分の好みやフィット感から選べるのがとっても嬉しかったです。
特にわたしが月経カップを選ぶ際に重視していたのがステム部分でした。
月経カップ初心者あるあるなのですが、カップを無事に入れられたものの自分でうまく取り出すことができず、婦人科に行って取り出してもらう人が多数いるようです。
そこで、わたしが最初に試したのは下記のカップ。
- サイズ=ノーマルのM
- 持ち手=リング
- 硬さ=クラシック(一般向け)
- カラー=パープル
いざ生理になった時にあわてないように、最初はお風呂場で何度か練習をしました。
今では難なく折りたためるようになりましたが、最初は折りたたむ力が足りなくて、膣に入れようとする度にベインッ!ボヨンッ!と戻ってしまい、だいぶ苦戦しました。
そして、肝心の取り出す練習。これは難なく乗り越えることができました。
リング状だったので取り出す時に指がすべったり、うまく掴めないという心配がなかったため、スムーズに取り出すことができました。
本番では、溜まった経血がこぼれないよう慎重にゆっくり、そしてリラックスしながら取り出すよう心がけたことで、一滴もこぼすことなくキレイにカップを取り出せました^^
3.消毒方法がとっても簡単
月経カップは紙ナプキンと違って、何度も使用する生理用品です。
そのため(何度も言いますが)、体内に入れるものなので丁寧かつ清潔な状態で使うことが大切です。
「とはいっても、どうやって消毒すればいいの?」
「アルコールとか石鹸で洗わないといけないの?」
なんだか使う前に手間がかかりそうですよね?
でもご安心ください。使用する前後は煮沸消毒で十分です。
わたしは月経カップの消毒はメルーナが推奨しているフタ付き洗浄カップで煮沸消毒を行っています。
消毒方法はとってもカンタン。
!注意!洗浄カップのギリギリまで水を入れると水が沸騰して電子レンジがビシャビシャになります。必ず水は6〜7分目までにしましょう。
他の月経カップメーカーでは、小鍋に水を入れる煮沸消毒をしていることが多いです。
でも、食べ物を扱う鍋で生理用品を消毒するのは気が引けますよね^^;
わたしはメルーナで初心者用セット(洗浄カップ付き)を購入したので、洗浄カップで消毒してますが、洗浄カップ自体は普通のシリコンカップと大差はないようです。
なので、小鍋での煮沸消毒を避けたい方は、100均に売ってるシリコンのコップや容器で十分代用できると思います。
余談:新しいメルーナカップを購入したので開封の儀!
初回に使っていたメルーナカップは、取り出す際に力を入れすぎてリング状のステム部分がダメになってしまいました。
そこで、月経カップに慣れてきて、かつ自分の経血量が把握できるようになった頃、「経血の多い日と少ない日でカップを使い分けよう!」
と思い立ちました。
そしてつい先日、新しいメルーナカップを再び購入しました。
ここからは、完全にわたしの個人的なコメント付きのメルーナカップ開封の儀です。
Amazonで注文後、2〜3日で届きました。
コロナウイルスの影響で配送が遅れるかと心配していましたが、意外と早く届きました。
封筒の中には、大きなジップロックが1つ入っています。
赤枠部分が商品説明欄です。
今回は経血が多い日用かつ、より膣の奥までしっかり入れられるようボール型にしました。
きちんと密閉された状態で届くので、郵送時にカップが汚れたり破損したりする心配がありません。
あと、一つのジップロックに説明書やカップが全て入っているので、開封後の片付けがカンタンなのが個人的にうれしいポイントです。
中身の一覧です。
- 商品説明書
- メルーナってなあに?(バリエーション説明とサイズ診断表)
- メルーナの商品紹介(洗浄カップやクレンジングソープ、潤滑剤の紹介)
- メルーナカップのイラスト付き解説書(具体的な使い方や交換時間の目安)
ドイツ製にも関わらずしっかりとした日本語で、しかもイラスト付きの分かりやすい解説がたくさんあるので、使用前にしっかり使い方をマスターできます。
海外製の月経カップは英語表記のものがほとんどなので、ここまでマニュアルが充実していると安心感がハンパないです。
月経カップで、次の生理もどんと来い!
わたし自身、大学3年生まで生理痛に悩まされっぱなしでした…
わたしの場合、周囲の友達より痛みの度合いが大きかったので、体育の時間は毎回見学していました。
ひどい時だと朝は体を起こせないほど腰と下腹部が痛むことがありました。
その度に母親から「社会人になった時にどうするの!!」と脅されることがありました。
生理痛用の薬もいろいろ試しました。
けれど、どれも飲み続けていくうちに生理痛への効果が薄れていきました。
しかも、生理は決まって夜中の寝ている時にくるので、何度も下着やパジャマや布団を経血で汚しました…
その度に、一度起きて洗面所で下着やパジャマのしみぬきと洗濯をしていたので、生理が来た日は寝不足でたまりませんでした。
そして、生理用のショーツにモッコモコのナプキンを付けるたびに、
「わたし一生、生理にふりまわされて生きていかないといけないの?」
と不安に感じていました。
その時に運よく出会えたのがメルーナカップでした。
結果として、わたしにとっては大正解でした!
月経カップに慣れてくると「あ、そろそろ生理が近づいてきたな」と思った時にスッと膣に入れればいいので、突然の生理で下着や布団を汚す心配がなくなりました。
今回、ご紹介した愛用品はドイツの月経カップ「メルーナカップ」でした。
これを機に「月経カップ使ってみたい!」と興味を持ってもらえる方が増えたらいいなと思います。
また、「月経カップ初心者だけどどれを選べばいいか迷ってる」という方の参考になれば幸いです。
【お知らせ】noteで日記はじめました
こんにちは。marina*(@NMarina422)です。
前回の記事の追伸に、日記を始めようか始めまいか書きました。
PS.
最近、自分への体調や感情の変化、生存確認(?)もかねて日記を始めようか考えています。
やるかもしれないし、やらないかもしれない。
最初はTwitterでやればいいんじゃないかと思ったのですが、字数制限もあるし、他のツイートに埋もれていくのが気になりました。
なので、もしやるとしたらnote(https://note.com/)でやろうと思っています。
結論として、始めました。
▼こちらから読めます▼
しかも前回のブログを更新したその日に。
その日の出来事(というより生活風景)を、自分の正直な感情とともに赤裸々に書いています。
すべてノンフィクションです。日記ですからね(笑)
わたしは普段、書きながらブログの構成を考えています。
他の方のように、まずテーマを決めて、次にタイトルを考える。「文章はこういう風に分て書いたほうがいいな!」とか考えてません。その場の思いつきがほとんどです。
そのせいか、書いている途中に「あれ?この出来事に対してどう思ってたんだっけ?」となることが多くて、記憶をたどるのにほとんど時間を奪われてます。
なので、ブログを書くのがおそろしく遅く、書き終わる頃には手と頭が疲れ切っています…
そのため、今回note(https://note.com/)をはじめたのは、ブログで過去の出来事をラクにもっと具体的に書きたいという思いがあったからです。
もちろん、適応障害で悩まされている人の声に、少しでも耳を傾けてくれる人が増えてほしい願いもあって書き始めました。
…というより、こっちが目的で始めたようなもんですね。
基本的に更新は、毎日よる7時ごろです。
100日後に死ぬワニと一緒です。
現状、Twitterで「更新したよ」報告はブログのみでした。
でも、やはり多くの方に目にしていただければと思っているので、
日記の更新も合わせてTwitterで報告していきます。
何か特別なことが起きない限りは毎日書きます。
暇つぶし程度にでも読んでいただけると飛び上がって喜びます。
▼こちらから読めます▼
それでは、また。