そんなに嫌なら逃げてもいい。

適応障害で復帰訓練中の文系SE女子のブログです。

【適応障害で復帰訓練】不眠とワンピースと希死念慮 ー復帰訓練から約1ヶ月経ちましたー

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こんにちは。marina*(@NMarina422)です。 

 

わたしは2019年10月ごろに適応障害を発症し、3ヶ月間の休職を経験しました。

 

2020年1月中旬からは、フレックスタイムを利用した「出社訓練」をしています。

▼経緯はこちらから▼

www.marina422.com

 

復帰訓練から約1ヶ月が経ち、気がついたらもう3月になっていました。

適応障害になる前は「もう〇月か〜」と月の変わり目を気にしたり、クリスマスやバレンタインなどのイベントが楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。

ですが、最近はそういったイベントへの興味や関心もなくなり、自分のことで頭がいっぱいいっぱいになっていました。

 

さて、今回の更新も前回と比べてだいぶ間が空いてしまいました。

というのも、復帰訓練や心療内科への通院、連日のコロナウイルスの報道ばかりで精神と体調のチューニング?が合わない状態に悩まされていました。

 

前回の記事でもお伝えしましたが、このブログはわたしと同じように適応障害抑うつで苦しんでいる人の現状を知ってほしい、苦しみながらも必死で生きている人がいる事実を知ってほしい。そんな思いのもとで書いています。

 

毎日の中で感じたことや起こったことをダラダラ書く。

適応障害抑うつ状態にかかったことがない人にとっては「そんなこと書いて何が変るんだ?」と思われるかもしれません。

 

でも。

誰かが声を上げていかないと、他の誰かに何も伝わらない。

 

わたし達は、不安と緊張でできた大きな風船を背負って、毎日ビクビクしながら生きているようなものです。

風船が破れないように、慎重に歩みを進めていかないといけない。

でも、その風船は普通の人の目には見えないんです。

 

だからこそ、というよりSNSが主流になった今をチャンスに伝えていかないとダメなんだとわたしは思います。

 

例のごとく、前置きが長くなりました。

今回も体調や日常の出来事についての近況報告です。

どうか最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 

▼前回の記事はこちら▼

www.marina422.com

 

中途覚醒に悩まされる

前回の記事では、大量の寝汗が解消された反面、夜中に目が覚めてしまう問題が出てきました。

 

いつも通りベッドに入って湯たんぽを抱えながら眠りにつく。

そこまではいいのですが、 夜中の3時や4時に必ず目が覚めるのです。

しかもウトウトしながらではなく、パチっとしっかり目が覚める。

二度寝しようにも、体が覚醒モードになってしまっているせいか、なかなか寝付くことができません。

念のため、心療内科で軽い睡眠薬を処方してもらっているのですが、薬を飲んでも全く良くならない。

そのせいで日中は寝不足で頭がボーッとするし、目の間の事にもなかなか集中できない。

やっと出社訓練にも慣れてきて気持ちが前向きになってきた反面、睡眠不足によるストレスが大きいせいで精神的不安がさらに強くなってしまいました。

 

その後、心療内科で症状が良くならないことを伝えたところ、中途覚醒に特化した睡眠薬を追加してもらいましたが、気持ち的には薬が増えた事に対して「なんだかなあ…」という感じです。

ワンピースを買いまくる 

中途覚醒が悪化してきた頃から、朝すんなりベッドから起きられることができなくなりました。 

夜中に目が覚めたせいで疲れがとれない…

体が重くて体を起こせない…

復帰訓練中なので「ここで休んだら今度は本当にどこにも行けなくなってしまうぞ!!!」

毎朝そういい聞かせながら朝起きるのですが、そこからが問題なんです。

 

服を選ぶのがめんどくさい。

というより、服が選べない。

 

今日は寒いからセーターにしようかな?とか、このトップスならスカートとパンツどっちが似合うかな?とか…

休職前は色合いやデザインを気にしたりしながら服を選べていたのですが、

最近は服を選ぶのがめんどくさいと感じるどころか、何を着ていけばいいのか考えることが辛くてたまらなくなりました。

 

そんなある日、ネットでミニマリストの方のブログをいくつか読ませていただいたところ、ワンピースしか着ない生活をしている女性の記事が目に止まりました。

  • 朝はワンピースだけ選べばいいから服装に悩む時間が減る!
  • ワンピースだけの生活にしたら、身支度の時間が増えた!
  • 買うのはワンピースだけなので、余計な服を買わなくて済む!

などなど…

 

これらのメリットを読んで、これだ!!!と思いました。

不安や緊張感で張りつめた生活を送っていると、選択という作業に脳のリソースをとられ、それ以上何も考えられない状態になってしまうのです。

ワンピースであれば、その日の気分にあった1着を選んでおしまい!

無駄に着ない服を買わなくてお財布にも優しいし、何より楽しておしゃれを楽しむことができるので、個人的にはメリットだらけでした。

 

さっそくワンピースだけの生活にシフトチェンジしようと、いろんなワンピースを買い漁りました。

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すべてagnes b.のワンピース。メルカリですべて購入。

うーん…

やっぱり何度見てもかわいい…♡

 

もともと外でゆっくり考えながら服を選ぶのが苦手なので、ここ数年はネットでしか服を買いません。

なぜメルカリで買ったかというと、個人的にメリットだらけだったのです。

  • 好きなブランドの服が安い値段で着られる
  • 過去に欲しかった服が出品されてる可能性が高い
  • 運がよければ新品の服を安い値段で買える
  • 中古品でもキレイな状態のものが多い
  • 時間と場所を選ばずに吟味しながら服を選べる
  • 丁寧に接すれば多少の値引きにも応じてくれるのが嬉しい

以前はZOZOTOWNを見ながら今流行のロングスカートファッションに追いつこうと必死で似合う服を探しまくってました。(でも結局買わずに終わることがほとんど)

 

でも正直いうと、わたしはロングスカートよりミニスカートの方が好きなんです。(ミニスカートやミニ丈のワンピースを着ているほうが圧倒的にまわりが褒めてくれるから)

 

流行を追い求めながら好きでもない服で1日を過ごすか、とっておきのお気に入りの1着で1日を過ごすか。

自分だったら、やっぱり毎日お気に入りの服を着ていたいです。

 

そう考えるようになってから、安い新品のファストファッションを毎朝あーでもないこーでもないと考えながら選ぶよりも、お気に入りの1着を大切にしながら長く着る方がいいんじゃないかという結論に至りました。

今後も季節に合わせたワンピースを少しづつ買い足していこうかなと思います。

希死念慮に駆られる

会社に復帰したはいいものの、環境が突然変わったことのストレスと、不眠による体調不良で苦しむことが多くなりました。

 

体調を整えるために睡眠時間を確保したいのに、夜中に目が覚めて寝られない。

電車に乗らないと会社に行けないのに、閉じ込められた空間と、電車に乗っている人がこわい。

同じ会社にいるのに、社員の一員として働くことができない。

 

「〇〇ない〇〇ない」づくしのオンパレード。

 

Twitterでもネガティブ全開なつぶやきが日に日に多くなりました。

 

 

治したい気はあるのに、体調は悪化するばかり。

 

笑顔で「頑張ろうね!」と励ます上司の顔を見るたびに、「今も精一杯がんばっているのに、これ以上、何を頑張ればあなたは認めてくれるの?」と思う。

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笑顔の上司を前にする度に、体が強張って声も小さくなる。

 

会社に行っても何も生産性のない自分を俯瞰するたびに「生産性も即戦力も技術も乏しい人間が何をしに来ているの?」と思うようになりました。

 

家にいても何も意欲がわかず、ボーッとしているか病院に行くか寝るだけの生活。

話す相手もいないので誰とも口を聞かずに過ごしていたら、母親から「いい加減にしてよ!!!誰とも口を聞けない人の相手をするのがどれだけ辛いか分かってるの!?」と怒鳴られました。

 

心の中では「わたしが一番治したい気持ちでいっぱいなんだよ!自分でも何が起こっているか分からないんだよ!自分のことでいっぱいいっぱいなのに、あなたの意見を押しつけないでよ!」と叫びました。

 

でも、声に出して言えませんでした。

というより、声が出ませんでした。

 

代わりに、大量の涙と鼻水が出てきました。

 

家にも会社にもどこにも自分の居場所がない。

 

ああ、今すぐラクに死ねたらいいのになあ… 

ふと、ベッドに横になりながらそう思いました。

 

自分は何のために生きているのか分からない。

誰にも必要とされない。

病気ばかりで内向的な自分より、妹の方が価値がある。

「人間はこの世に修行をしに来ているから生きている」と誰かが言っていた。

ならば、わたしの修行はもう失敗しているから生きている意味がない。

 

それならいっそ、自分が死んでしまった方が何事もキレイに収まるのではないか?

そんな考えがぐるぐると頭の中を駆けめぐっていました。

 

ある寝る前のこと。

もう何もかもが嫌になり、押し入れにしまってあるEVE頭痛薬を取り出して、あるだけの量を飲んで眠りにつきました。OD(オーバードーズ)です。

 

とにかくラクになりたい一心でした。

とにかく何かから逃れたかった。

 

結局、次の日の朝は大量の寝汗とめまいと吐き気とともに目を覚ましました。

頭がグラグラして胸のあたりがムカムカ。

時々、視界が二重になって見えました。

 

今思うと、よくあんな体調で会社にいけたなと思います。

とりあえず、周囲にはただの体調不良にしか見えてなかったようでした。

 

多分、あの時の自分は「安心しろ。お前らが望めばわたしはいつでも死んでやる。」と周囲に思い知らせたかったんだと思います。

 

ODくらいしか自殺の方法を思いつかない人間が、ラクして死のうなんて無理な話なのに。

 

でも、それだけ精神的に追い詰められていたのは事実です。

このことは家族にも上司にも、心療内科の主治医の先生にさえ話していません。

 

自分のために生きようと決めたのに、それすらもできない。

ジレンマだらけの毎日です。

まとめ

ワンピースだけの生活に目覚めたと思ったら突然の自殺願望。

いっそのこと一度死んでゼロからやり直した方が、もっと幸せな人生を送れるのではないかと思うことがあります。

でも、わたしは根っからの小心者なのでできないんだろうなあと思います。

 

やっと気持ちが落ち着いてきたのに、また気持ちが不安定になりつつあります。

元の明るい自分を取り戻せるようになるには、思っていたより相当の時間と体力が必要みたいです。

 

PS.

最近、自分への体調や感情の変化、生存確認(?)もかねて日記を始めようか考えています。

やるかもしれないし、やらないかもしれない。

 

最初はTwitterでやればいいんじゃないかと思ったのですが、字数制限もあるし、他のツイートに埋もれていくのが気になりました。

なので、もしやるとしたらnote(https://note.com/)でやろうと思っています。